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世界「文化」遺産・富士山-信仰の対象と芸術の源泉-
2026.08.07
「世界遺産・富士山」
と聞くと、多くの人が「その綺麗な姿が評価された世界自然遺産なんだろう」と思うのではないでしょうか。
でも違うんです。富士山は世界自然遺産ではなく、世界「文化」遺産なんです。
世界遺産委員会で評価されたのは、その綺麗な姿ではなく、古くから信仰・芸術の対象として崇拝され、それが現代まで続いていることでした。
こちらは世界遺産委員会で論争になった三保の松原。
当初の評価では「三保の松原を構成資産から除外すれば世界遺産に登録可能である」というものでした。
そこで遺産の対象を富士山そのものではなく、8世紀から続く信仰と、葛飾北斎の「富岳三十六景」に代表される芸術に焦点を当てました。その結果、「羽衣伝説」で有名な三保の松原は富士山の芸術性を語るうえで欠かせない要素であることが認められ、三保の松原を含め、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉-」という名称で2013年に世界文化遺産に登録されました。
では、本題です。
なぜ世界「自然」遺産ではないのか。
いくつか大きな要因があるのですが、そのうちの一つがゴミと人の糞尿による影響です。

今は弾丸登山が規制され、以前よりマシになったようですが、それでも上の写真のように小屋の周りにはごみが散乱しています。僕が毎朝ゴミ拾いをしていても、翌日にはゴミが必ず落ちています。
7月7日に小屋の準備のために山に登ると、小屋の裏には用を足した後のトイレットペーパーが散乱していました。
富士山の品位を下げるのも上げるのも、皆さん次第です。
出したゴミは持ち帰る、夜中に山小屋を出発するなら小屋の周りでは静かにする、山小屋の人が言うことに従う。
そういった当たり前のことを当たり前にやっていかなければ、富士山のイメージは下がるばかりです。
これからお盆休みに入り、いつも以上にたくさんの方が富士山に来られると思います。
富士山に来る人が気持ちよく登山できるように、皆様ご協力をよろしくお願いします。
今回は少し真面目なダイゴでした~。
ではまた👋